洪思翊中将の処刑

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洪思翊中将の処刑

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冤罪に対し、なぜ弁明もせず絞首台に上ったのか?

日本・朝鮮・米国の歴史に翻弄されつつも、武人らしく生きた朝鮮人・帝国陸軍中将の記録。
洪思翊は、大韓帝国最後の皇帝に選抜されて日本の陸軍中央幼年学校に入学、(朝鮮王家以外では)朝鮮人として最高位の中将にまで出世した人物である。
しかし終戦直後から始まったフィリピン軍事裁判で、フィリピンの捕虜の扱いの責任を一方的に問われ、死刑に処せられた。

太平洋戦争に従軍した山本七平が、
・洪思翊中将が、アメリカをはじめとする連合国の軍事裁判の横暴さに対して、なぜ弁明もせず絞首台に上ったのか。
・そもそも生活に困っていたわけでもない朝鮮人エリートが、なぜ日本軍に入ったのか。
「忠誠」とは何か。
について問う。

【著者略歴】

山本七平(やまもと・しちへい)
評論家。ベストセラー『日本人とユダヤ人』を始め、「日本人論」に関して大きな影響を読書界に与えている。1921年生まれ。1942年青山学院高商部卒。砲兵少尉としてマニラで戦い補虜となる。戦後、山本書店を設立し、聖書、ユダヤ系の翻訳出版に携わる。1970年『日本人とユダヤ人』が300万部のベストセラーに。日本文化と社会を批判的に分析していく独自の論考は「山本学」と称され、日本文化論の基本文献としていまなお広く読まれている。1991年没(69歳)。

■目次

第一章 南方赴任
第二章 韓国系将校
第三章 忠誠
第四章 出生伝説
第五章 虚構の応酬
第六章 戦犯法廷
第七章 複廓陣地
第八章 敗戦
第九章 平常心
第十章 山下裁判の証人
第十一章 捕虜輸送
第十二章 小田島証言㈠
第十三章 小田島証言㈡
第十四章 小田島証言㈢
第十五章 武藤証言
第十六章 ヘイズ日記㈠
第十七章 ヘイズ日記㈡
第十八章 ヘイズ日記㈢
第十九章 ヘイズ日記㈣
第二十章 指揮権
第二十一章 木原証言
第二十二章 無罪申立
第二十三章 論理と論証
第二十四章 判決
第二十五章 聖書
終章 絞首台

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